猛烈に暑い夏は海や川、プールなどに入る人が多いと思います。
水に入る時、コンタクトレンズを使用している人はどうしているのでしょうか?
原則的に泳ぐ(水に入る)時にコンタクトレンズを使用する事は良くありません。
コンタクトレンズの紛失と変形の可能性があるためです。
まず、紛失で言うと、水中で目を開けたり、目に水がかかるとコンタクトレンズが流されてしまう事があり、特にハードコンタクトレンズは無くなるリスクがかなり高いです。ゴーグルや水中眼鏡を使用していても100%安全とはいえません。
変形についてはソフトコンタクトレンズがあてはまります。
ソフトコンタクトレンズは水分を含んでおり、海水やプールの水などでは浸透圧の関係でレンズが変形する事があります。また、ソフトコンタクトレンズでも波などを受けると目から外れる事があります。
しかし、よく見えない状態で広くて人が多い空間にいると不安になりますよね。
どうしても使用したい場合は、ワンデータイプの使い捨てレンズだとリスクは少なくなります。ただし、水には様々な微生物が含まれています。同じレンズを1日中使うのではなく、予備を持って行き、水から上がったら目を洗って少し目を休めて新しいレンズと交換するなどの対策が必要でしょう。
繰り返し使用するようなソフトコンタクトレンズ(カラコンなど)で水に入る事は眼病のリスクを高める可能性がありますので使用しない方が良いでしょう。
ちなみに、暑い日の車内は猛烈な暑さになります。
特に酷暑と呼ばれている現在では、眼鏡や予備コンタクトレンズを車内に放置すると
熱で使えなくなってお金の無駄になる可能性があります。
健康な目で楽しく夏を過ごしましょう。