コンタクトレンズの使用者は全国で1,500万~1,800万人ともいわれています。
その中で、色や模様で瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズやサークルレンズは、おしゃれの道具の一つとして定着してきています。
カラーコンタクトレンズの中には視力補正を目的としないものも存在します。
身近に感じられやすいですが、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」です。
もちろん、視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズも高度管理医療機器として含まれます。
ですから適切な処方を受けて正しく使用しなければ重大な疾患につながる恐れがありますし、実際に多くの方が罹患しています。
重篤な眼疾患を引き起こさないためにも以下の点に注意しましょう。
- ●カラーコンタクトであっても、まず眼科医を受診して自分の目に合ったコンタクトレンズを処方してもらいましょう。
- ●使い方や装着時間を守り、適切なレンズケアを行いましょう。
- ●目の充血や異物感、痛み、まぶしさ、かゆみなどの異常を感じたら、すぐにレンズを目から外し直ちに眼科医に相談しましょう
●箱に表記されている規格と異なるものや、色の剥がれ落ちなど、品質や安全性に対しての問題も多数報告されています。特にインターネット購入や個人輸入品、雑貨店商品に多いようです。
※装着時間や素材については個人差があります。眼科専門医に相談しましょう。